恩師の三つ目の言葉
投稿日:2023年10月26日
「受けた恩は石に刻め
与えた情けは水に流せ」
「辛いこと、悲しいこと、苦しかったことなどは時間とともに薄れることも多いが、恨み辛みは時間とともに増幅する」
そして三つ目の言葉です!
「この世の中には、善き人と悪しき人がいるわけではない、ただこころに余裕のある人とそうでない人がいるだけだ」
確かにそう思う!
こころに余裕がない時、病や難題、資金繰りなどでイライラしていて、じっくり相手の様子や事態の推移を静観出来ず、思い込みや早とちりなどで間違った即断即決や意味を取り違えた言動で他人を傷つけることも多々あったような気がする
こんな時は、確かに”悪しき人””善くない人”だったのだろうと自戒する!
“善き人””悪しき人”について考えてみた
徒然草におもしろい表現があった
友にするに善き人
・物をくれる人
・お医者さん
・知恵のある人
放浪者である吉田兼好ならではの選び方、なるほど!
友にするに悪しき人7選
・身分が高く重々し人
・若い人(年寄り理解不能)
・健康で病知しらずの人
・大酒飲み(酒癖大言壮語)
・勇める兵士(喧嘩っ早い)
・嘘つき(安全安心安定無)
・強欲な人(信頼出来ない)
これまた兼行らしい!
健康過ぎる高齢者は、病に苦しむ人のことが理解できず、本人の自己責任と流す人も多く、同病相憐れむ友には不適かな・・・
耳が痛い!友にしてはいけない七つの大罪、確かに
善き友、良き音楽・読書
そして 佳きお酒?
これで充分 残る歳 ?
記 北公民館ジェントルマン喫茶常連客 福森芳郎
カテゴリー:おん野の滴