コパイロット

投稿日:2023年10月1日

飛行機のコックピット(操縦席)には機長席とコパイロット席(副操縦席)があります

機長は飛行機の安全運航全般の指揮と責任をとり、船長と同じくキャプテンど呼ばれ肩の階級章には四本線が入っています

コパイロットはそのキャプテンの補佐をします
(肩章は三本線です)

私が若い頃には、サードパイロット(3番目の操縦席)がコックピット後方にあり
主にエンジンや燃料管制を担当しながら機長の補佐をしていました、コンピューター管制の時代になり今ではこの席はなくなりました

ハドソン川の奇跡という映画を観た方も多いと思いますが、エマーゼンシー(緊急事態)下における機長とコパイロットの見事な意志疎通、機長の指示の的確性とコパイロットのアシストの見事さ、機長の決断とコパイロットの落ち着きと精神的支え等学ぶべきポイントは山積みな映画でした

ながながと大空を飛んでいただきましたが、今回のテーマのコパイロットはコックピットの副操縦士の話ではありません

対話型の生成人工知能(AI)を使った業務支援ソフトの企業名が「コパイロット」になるそうです

私は少し安心しました、
それはネーミングが「コパイロット」だったからです!

これがもし「キャプテン」だったら困りものです!

すべての処置判断を下すものが人間ではなくAIだったら・・・空恐ろしい事態がこの世を席巻するでしょう!

人間たるキャプテンがこの世をコントロールして、AIなコパイロットが的確なサポートをする世界的なコックピットマネージメントがこの世の安心・安心・そして安定を造り出し、静かなハドソン川なのでしょうから! ?

記 北公民館ジェントルマン喫茶常連客 福森芳郎

カテゴリー:おん野の滴

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