自助と近助

投稿日:2023年9月27日

今朝(9月24日)は町内会の環境整備の日、ご近所さんと雑談しながらの溝掃除、久々に逢わす顔もあり手より口が忙しい
ふと思い付いたことをエッセイにしてみた

朝刊によれば、南海トラフ地震が起きれば、我が岡山県南は在宅避難が増えることが予測される
県の調査によれば、非常用の食糧や水の準備すなわち「自助」の備えがある家庭は半数に満たないのが現状だ

避難所への避難経験者は県南ではわずか!
自分の地域では災害が起きない神話がまかり通る!
真備の教訓もあまり活かされず、運が悪いの他人事?

ご近所の高齢者のみなさん!
災害が起きたら誰が助けに来てくれますか?

大規模災害発生時、被災した自宅のことは家族にまかせて、担当部署に馳せ参じ直ちに救助・救命・警護に駆けつけるのは、消防と警察そして自衛隊だけ

大規模災害発生時はその支援も広範囲になり、即支援は期待出来ません

天は自ら助くる者を助すく

避難所開設の経験者は少なく、入所経験者もわずか!
トラブル続発、結局あきらめての自宅避難を余儀なくされる可能性は大だ

救助・救命でまず頼りになるのは仲良しのご近所です、とっさの頼みは”向こう三軒、両隣”のご近所の助け、「近助」なのです!

それも、日々の挨拶や笑顔を交換、人となりを知り合った信用できるご近所に限ります・・・3・11や真備災害で実証済みです

我が身が危ないのに、身の危険を省みず救助してくれるのは、消防・警察・自衛隊以外では、”仲良しご近助”だけとの覚悟が要る!

故に!「自助」の準備とご近所との親密関係が命の「近助」は大切なことなのです!

特に高齢者の多い地域では
「自助と近助」は死活的大きなな課題なのです
さもないと「共助や公助」までたどりつかないかもしれません

溝掃除をしながら、ご近所の人の名前を再確認した今年の大掃除でした ?

記 北公民館ジェントルマン喫茶常連客 福森芳郎

カテゴリー:おん野の滴

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