赤木章雄様の100才のお祝い
投稿日:2023年6月13日
R5年6月12日、津島土生町内会に在住の赤木章雄様(T12年6月12日生)に御野地区社協から100才のお祝いを持って行きました。
近くの息子さんが一日置きに来られて、買い物をしてくれたり、お世話をされていますが、お一人で暮されて、介護も受けておられず、食事も洗濯もご自分でしておられ、大変お元気でした。
ご長寿の秘訣は?とお尋ねすると、病気になったら、早目に病院へ行って治療をすると、大事に至らず、100才の今日まで命がありましたとおっしゃいました。
長年の小学校教師定年退職後は、奥様とご旅行を楽しまれたり、借りられた畑で野菜作りをして、ご近所の方に差し上げて喜んでもらっていたそうですが、2年前に奥様が亡くなられ、畑は今年の2月に借ておられた地主さんのご都合で、返されたそうで、少し寂しそうでした。
でも、前日に、ご家族が集まって、100才のお祝いをされた時の、ご家族の心温まる色紙と、ご自分でも毛筆で百寿のご感想を「百年楽しいことが多かった。百舌、百合、百足と百戦練磨、ありがたいことに恵まれ、楽しく過ごせた、ありがとう」と色紙に書いておられる通りに、楽しい人生だったことを振り返られ、大変ご満悦でした。
更に驚いたのは、旅行記、家系図、料理、その他ご自分で手掛け、研究されたことなど、長年蓄積された数々の事を種類ごとにきっちりと整理され、製本にしたもの。ご自分の人生の足跡をきっちりと保存されていることです。
また、厳しいご指摘もいただきました。ある日、町内の人から「安心カプセル」を配っていただいたけど、その後誰も訪ねて来られず、もし、自分が一人で倒れていたら、一体誰が「安心カプセル」の中に書いてあることを見て下さるのか。「安心カプセル」の意味がよく分からないとおっしゃいました。
「安心カプセル」は岡山市が作成したものを御野学区が高齢者の見守りのために取り入れて配布したものです。ご指摘を真摯に受け止めて、もっと安心していただけるように、見守り体制に改善を重ねて参ります。ありがとうございました。(大和田)
右から2番目が赤木様 | 整理し製本したもの | 孫と子供と自筆の色紙 |
カテゴリー:御野地区社会福祉協議会