100才祝賀訪問
投稿日:2023年5月14日
御野地区社会福祉協議会では、5月10日(水)に学南町1丁目にお住いの酒井總子様100才(大正12年5月10日生)を祝賀訪問しました。
訪問をした際に、玄関を開けて下さったお姿は、余りにしっかりとされているので、娘さんかお嫁さんかと思い、「100才の方は?」言うと「はい、私です。」とおっしゃり、大変驚きました。
酒井さんはお一人暮しで、すぐ後ろの家に息子さんのご一家が住んでいるので、いざと言う時には息子さんのお世話になるそうですが、包括支援も入っておらず、ご自分で自活されています。
現在は、ご自分の身の周りの買い物と医者通いに外出するくらいで、ほとんどご自宅で過ごしていらっしゃるそうですが、76才まで現役で大学で看護学を教えていらっしゃったそうで、背筋はしゃんと、目も耳も良く、大変ご聡明で、ワンダフルな100才です。
それでも、困ったことが一つあるそうです。町医者は問題ないが、大学病院とか大きな病院へ診察に行く時は、高齢者には付添い支援者が必要だそうで、忙しい息子に頼まなければならない、それが困っていることだそうです。
〈酒井さんの体験話から〉何日か前に、酒井さんが用事で外出され、ご自宅の近くまで帰って来たところで、突然、足が動けなくなって、大変困っていたそうです。丁度、そこに町内の民生委員さんが通られ、困った様子の酒井さんに気付き、声をかけられて、すぐに家に帰り、車に乗って来て、酒井さんを車に乗せて連れて帰られました。酒井さんは大変嬉しかったそうです。そして、民生委員さんの隠れた福祉活動にとても感動されて、是非、地域の民生委員さんの素晴らしい働きを、みなさんにお知らせして欲しいと頼まれました。(大和田)
カテゴリー:御野地区社会福祉協議会