草の根 木の根
投稿日:2023年3月17日
何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ、やがて大きな花が咲く三洋電機副社長を勤めた後藤清一さんの言葉で、多くの人を励ましてきました!
あのQチャンこと高橋尚子さんもこの言葉を座右の銘にしてスランプと闘い、オリンピック・マラソンで金メダルをゲットしました
我が家の庭の人工芝が盛り上がり、剥ぐってみると桜の木の根っ子が伸びていました
ついでに木の根はどのくらい深く伸びるのか調べてみました
ここでクイズです!
20メートルの立ち木の根っ子の深さは?
A・20メートルぐらい
B・10メートルぐらい
C・1メートルぐらい
さーどれが正解?
正解は C でした!
何故なら、地球の表面土層の深さは平均1メートルしかないからです
その下は固い岩盤層が頑張っているので、根は下ではなく、横に張るのです
あの屋久杉の根はどのぐらい張っているかはわかりませんでした
木の根は血管とよく似ていて、先っぽは毛細血管みたいに細く張り巡らされているそうです
木の根の横の張りこそが、雨にも負けず風にも負けないど根性を支えています!
が、誰にも見えませんし、見せません!
見える時はその木が往生した時だけです!
冒頭の言葉を草から木にすると、
何も実らない寒い日は、横へ横へと根を伸ばせ、やがて大きな実をつける
見えない根っ子が、見せない根っ子が、えらく偉いように見えてきた?
記 北公民館ジェントルマン喫茶 常連客 福森芳郎
カテゴリー:おん野の滴