岡山市電子町内会視察

投稿日:2022年11月22日

インターネットに独自で町内会のホームページを立ち上げている所は全国あちこちで見られますが、岡山市のように電子町内会システムを構築して、各町内会に無料でサービスを提供している所は全国的にも珍しいようで、毎年、全国から3~4県の町内会の視察団が来られます。今年も3県目、10月21日に北海道帯広市、そして、11月16日に神奈川県川崎市より、視察に来られました。

岡山市が電子町内会システムを構築して20年になりますが、電子町内会を立ち上げている町内会は、95連合町内会中39連合連合町内会、1710単位町内会中55単位町内会ですから、利用率40%程です。

視察に来られる所の町内会では、独自てホームページを立ち上げて大変活発にされている所もありますが、インターネットなんか全く利用できていない町内会は雲を掴むようなことで、その格差が大きい。

岡山市の場合、ホームページを今だに立ち上げていない町内会が多いですが、立ち上げたいと思えば、岡山市に支援体制が充分ありますから、いつでも立ち上げられます。その点が大きく違います。そして、100%でなくても、40%でも、39連合町内会がホームページを立ち上げていたら、大体地域の様子が分かります。

しかし、岡山市のシステムも20年経っても、経済的、数値的に目覚ましい効果はないようだし、視察に来られた町内会長さん達も、岡山市の立ち上げている町内会のホームページを見ても、効果を聞いても、それ程感動しないのでしょうか。視察に来られた所で、岡山市と同じようにサーバーを構築した所は聞いていません。

岡山市の場合、市民サービス向上のために市役所内のいち早い情報ハイウエイ構想を立て、その中に、全国に先駆けて電子町内会システムを構築したのは、その当時、町内会組織率が高く、行政に発言する連合町内会に力があっために、電子町内会システムを実現したのだと思います。

先輩連合町内会長さんたちのお陰で、全国から羨ましがられている、先駆けた素晴らしい電子町内会。

私たちの身近な所で、いかようにも活用できる便利で、素晴らしいシステムです。御野学区電子町内会は来年で、開設20年です。惰性を反省して、もっと活用しましょう。(大和田)

カテゴリー:編集委員会

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