平成30年度岡山市青少年健全育成大会

投稿日:2018年11月16日

平成30年度岡山市青少年健全育成大会

11月16日(金)14:20~17:00に岡山ふれあいセンター(桑野)にて開催されました。

開会に続き、小中学生による「明るい家庭づくり」の作文、ポスター等の優秀賞の受賞があり、続いて、講演がありました。

演題「地域で子どもの貧困問題に向き合う」~支え合える地域づくりを目指して~講師:川崎医療福祉大学医療福祉学部医療福祉学科講師 直島 克樹 氏による。

貧困というとアフリカ等の命に係わる飢餓状態をイメージするかもしれないが、日本の貧困の子供たちはスマホを持っているし、お洒落だし、一見して、普通の人と違いはないそうですが、実際は、親の貧困による様々な不足の影響が子どもの生活を不安定にし、衝動性、非行、不登校、学力低下として表れて、自らの状態に対する劣等感、羞恥心、疎外感、閉塞感、孤立化などを招き、社会や大人に対して、不信感や被害意識を持ち、反社会的行動に出たりすることがある。

親とか誰かを責めるのではなく、地域全体で子どもを育てることへの具体化が必要.「見守り」活動とは便利な言葉で、実際に子どもの心に届いていないことが多い。

子ども食堂とか、実際に子どもの居場所づくりをして、日々の生活を支えて、子どもの「信頼」と「安心」を保障する。そのためには地域のあらゆる人と繋がり、多様な人間関係を作り出していく地域づくりの実践することである。

子どもだけでなく、あらゆる人の多様な関わりを豊かにしていくことが、子どもの未来を拓き、地域の未来へつながる。というようなお話でした。

(大和田 記)

小学一年生の作文より

 

 

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