氏神様沖田神社へ初詣
投稿日:2020年1月2日
【ご利益は商売・交通・厄除け・延命祈願など】
沖田神社は、江戸時代・備前国藩主池田綱政の命によって新しく開拓された沖新田の産土神として建立されました。主祭神は天照大神(あまてらす)です。
沖新田の開墾は、岡山藩の藩政確立に大きな役割を果たした家臣・津田永忠が、綱政の命を受けて元禄5年(1692年)の正月に着工しました。その工事は驚くべき短期間で潮留め築堤・疎水・検地を終え、約2,000町歩の広大な新田が開かれたのです。津田永忠は、現在国宝に指定されている閑谷学校、日本三名園の一つに数えられる後楽園、岡山藩主の菩提寺・曹源寺の造営なども手掛けました。境内にはおきた姫神社という小さな末社があります。祭神の「おきた姫(本名きた)」は干拓工事の最終工程が困難を極めた折、人柱となって自ら身を捧げた実在の女性であり、そのおかげで工事は無事完了したと伝えられています。こうした風習が江戸時代にはまだ残っていたことに驚かされます。
沖田神社拝殿の左奥に進むと、もう一つの立派な社殿・道通宮(どうつうぐう)が現れます。祭神は猿田彦命(さるたひこ)、天照大神の孫で日本国の国土の守り神として、その先導役をつとめたといわれ、みちびきの神・道の神です。道を開き通じ奉った神ということで「道通宮」という名がつけられたと言われています。その他のご利益として、開運・良縁・安産・受験合格などがあります。
沖田神社・道通宮
【住所】〒702-8001 岡山県岡山市中区沖元411
【TEL】086-277-0196
昨日に續き、温暖な朝、ウオーキングで、沖田神社へお参りをしました。
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