米の直播栽培に挑戦しています
投稿日:2025年6月20日
令和の米騒動で米の増産を進める為、母谷では減反により黒豆に転作していた田んぼで米の直播栽培に挑戦しています。苗代作りの前にレンゲの種蒔き等で使う動力散布機を使って「きぬむすめ」を2面の田んぼに蒔きました。疎らな育ち方ですが、順調に成長しています。収穫量がちょっと心配なのですが、旧来の方法より作業量が大幅に削減できそうです。上手くいって、将来はドローンを使ってすべての種蒔きが出来たらと期待しています。

みんなの農業広場に直播による水稲栽培の詳しい説明がありました
https://www.jeinou.com/benri/rice/2009/05/280937.html
Ps;母谷は中山間地にある農村で小さく分かれた田んぼを、定年後の数名を中心に一生懸命維持しています。効率が悪く、しかも畦が多いため草刈りも大変です。インフレ前は一俵(60Kg)1万5千円位で販売して機械代や肥料、燃料等のコストをまかなえていました。古米を5㎏2000円で販売できる理由もなんとなくわかります。しかし、令和5年はインフレによる猛烈なコストアップにより、年金で赤字を補填せざるを得ない状況になってしまいました。令和6年は一俵2万円を少し上回る値段で購入していただき、やっと採算が合いましたが、若い人達が専業で農業してくれるためには利益が出る価格になってくれたらと思います。元気な若者募集中です。
カテゴリー:里山保全会