「ボールから目を離すな」 スポ少探訪 平井ソフトボール少年団
投稿日:2024年7月3日
さあー 一緒にやろう‼ ソフトボール
平井ソフトボール少年団
令和6年6月22日
「ボールから目を離すな」「ちゃんと正面でキャッチしろ」「逆シングルで捕球して」
梅雨空のもと、平井コミュニティーグラウンドで練習がスタート。事前に使用する道具はきれいに整理され、子供たちは監督コーチの指示を受けてグラウンドに集合。その後、全員でグラウンドを高学年を先頭に2周走行。水分補給後は2名ずつのキャッチボール「徐々に距離をとれよ」指導員の声が飛ぶ。
塁から塁へのボール投球はだんだんスピードを挙げていく。ソフトボールの一塁のベースは2色になった2倍の大きさ。これは選手間の衝突防止が目的。
塁上のボール回しの次は、コーチのバットによるノックが数人の部員へ。
「ボールから目を離すな」「ちゃんと正面でとれや」「逆シングルで」――コーチの指導は厳しくても、上手になってほしいという愛情ある言葉です。
練習は毎週土曜日、日曜日の午前中。部員の数は17人。学年別では6年生が6人、5年生1人、4年生1人、3年生3人、2年生3人、1年生3人。
指導者は昨年末までは監督が吉岡さん、今年になって福永さんにバトンタッチ。吉岡さんは8年の監督であった間に1回だけ女性部員の入部があり、男性と一緒に試合をした体験がある。ただ女性の入部の可能性は低いとのこと。理由は中学校でのチーム編成はなく、実業団での練習までの空白時間が長いことも女性の小学校時代での参加しない要因でもある。
岡山市には現在36校のソフトボールチームがあり、春と秋に試合を予定しています。
平井ソフトボール部は南ブロックにエントリー、秋の6チームの総当たり戦での勝利と岡山市主催への参加が条件。大野小学校、石井小学校は強豪。
ソフトボール部の入部届に苦慮している要因は小学校卒業以降、中学校、高等学校での部活が出来ないこと、野球、サッカーのような人気がないこと。入部要請に苦慮するスポーツと理解しながら、一丸となって頑張っています。
17名の部員数では少なく、グラウンドの入口辺りに部員募集の看板を堂々と張っています。
うれしいことに今日は1名の入部者が保護者と来場。「小学校の時からスポーツ少年団に入って体力アップをしてほしい」とのこと。
監督、指導部として部員への要望は「挨拶は日々の常識」「各人が何をすべきか」を日々の練習時にも伝え、守ってもらうこと。一歩、一歩前進すべく頑張っています。
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