「体の正面で受けるのよ」… スポ少探訪〜バレーボール部

投稿日:2024年4月1日

部員倍増、礼儀第一

    〜〜 バレーボール少年団

2024(令和6)年3月24日

試合スタイルで練習中

 「体の正面で受けるのよ」・・・コーチの打ったボールを両手を組んで受ける女の子。うまくいくと真上にボールが上がるが、外すと斜めに飛んでいく。何度も腰を屈めて、ボールに喰らいつく。

 3月の第3日曜日、平井小学校体育館では元気な声が響いていた。外は雨、春とは名ばかりのような寒い日だったが子供たちは元気だ。

 平井スポーツ少年団バレーボール部は、小学1年から6年まで、男女合わせて総勢25名。それぞれが大好きなバレーボールを楽しんでいる。

 練習は9時開始だが、たっぷり1時間のストレッチから始まり、コーチの指示に「ハイッ」と元気な返事が返る。大きくはきはきとした掛け声が飛び交いパスやレシーブの練習が続く。先ずは礼儀を第一に指導をしていると大石コーチ。

 平井バレーボール部は昭和49年の創部で今年50年の節目を迎える。現在コーチは7人、部長は公認審判員の資格を持つ谷本昌代監督。平井バレーボール部で20年の指導歴を持つ。バレーボールチームのない学区外の生徒も受け入れていて昨年秋から部員は倍増し、頼もしいチームが育ちつつある。この春から新1年生の新入部員がランニングからパスの練習迄負けずについて行く姿が微笑ましい。

 半年前に参加した子供の母親は、「うじうじした性格をハキハキしたものに変えさせたい。姉に刺激されて頑張っているので、成長している感じがする」と目を細めていた。

 平井体育館で木(17時~19時)土(13時~17時)日(9時~12時半)の週3日練習を行っている。

 子供は体を使った遊びが大好きだ。年下の部員が年上の部員と切磋琢磨しながら成長できるスポーツは、外遊びの場所の減少した現代の子供たちにとって、それに代わるものかも知れない。

★ 動画で紹介 ★

 

 

カテゴリー:行事

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