東京パラリンピックへの出場目指す山陽学園大の井上さん
投稿日:2019年10月21日
東京五輪パラ卓球出場目指す
山陽学園大職員の井上選手
2019(令和元)年10月21日(月)
平井学区にある山陽学園大学(岡山市中区平井1丁目)の職員井上全悠(まさちか)さん(24)がいま、来年の東京パラリンピックの卓球への出場を目指して練習に励んでいます。
井上さんは倉敷市玉島の出身。生後8カ月のときに交通事故で両足を負傷し、足が不自由になりました。しかし、幸い立つことが出来るまで回復、中学の時から卓球に挑戦。厳しい練習を克服し、金光学園高校1年生の頃に全国トップクラスの仲間入りを果たしました。山陽学園大学進学後も選手生活を続け、卒業後は同大職員として卓球に取り組む毎日を送っています。
目標は2020東京五輪のパラ卓球(クラス7)への出場。障がいの程度に応じてランクが分かれており、クラス7の出場枠は16人。来年3月末の時点で世界ランクベスト16に入ってないと出場できません。それまでに好成績をおさめるため、懸命に特訓を重ねています。
井上さんは現在、岡山県オリンピアン・パラリンピアン育成事業の強化指定選手。得意はバックハンド、不得意は前後の動き。「練習に励み、来春までに海外遠征などで好成績をあげ、16人の枠に入って出場しメダルを取りたい」と張り切っています。
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