米国の銃規制

投稿日:2023年1月20日

米国の児童死因で銃による事故死が交通事故死を抜いて1位になったという。銃規制の動きは何十年も前からあったが、実効ある具体策が出たという話は聞かない。むしろコロナ禍によって銃の購買数は増加しているという。ということは銃所有を規制しないことにもそれなりの理由があるだろう。。米国で起きる銃の事故と銃規制に対する日本の反応は「銃規制が正義であることは自明」を前提とするものがほとんどだが、それは日本の理屈であって米国のそれではない。銃事故がほとんど希な日本との大きな違いは、米国では憲法により、武器(銃)の保持が公認されていることである。
米国は日本のように治安維持を国家が一元的に保証する国ではなく、市民にある程度の武器保持を許し、治安維持を請け負わす国ではないかと思う。そういう国では治安コストを切り詰めることができる代わりに、ある程度の人名が損なわれるということではないか。出生率低下が日本ほど深刻ではない米国では子供の生命への関心が日本ほど高くないということもあるかもしれない。

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