ピシオラ

投稿日:2022年12月31日

昔のフランスの囚人が独房の敷石の隙間に小さな花を見つけ、その栽培に情熱を傾ける、という内容の『ピシオラ』という短編は忘れられない。
読んだ当時小学生だ自分もその頃、親に保護されることに倦んで、自分より小さく弱いものを保護したい、育てたいと思っていたからだろう。
ネットの書誌情報では、『Piciolla』はボニフェイス著、1836年刊行。
金の星社『小学三四年のお話教室』水谷まさる編著に所輯。1911年には映画化もされている。

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