日本景気と新潮文庫

投稿日:2022年7月3日

日本経済の活力に翳りを感じたのは、ここ何年か新潮文庫が翻訳小説をあまり刊行しなくなったことである。
新潮社は1970年代からブライアン・フリーマントルの新作を次々と文庫で発売を続けたことが画期的だった。
90年代以降もジョセフ・フィンダーやマイケル・ダグラスの紹介を続けていた、
単行本を飛ばしての文庫化には、本が売れない時代を薄利多売で打開したかったという事情が推測されるが、今やそれさえも不可能になったのだろう。

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