平成25年10月5日 芳田学区自主防災会と岡山市立芳田公民館では、「第3回防災訓練 ”防災キャンプ”」を芳田小学校体育館において開催しました。台風23号の影響でしようか朝から小雨が降るなか、芳田中・小・幼稚園の子ども達と地域の方々(約200名以上)が集まりました。自主防災会長は挨拶の中で「南海トラフ沿いに起きる巨大地震の発生確率が長期間になるほど高くなります。若い世代・今の子ども達が地震の恐ろしさを知り、いざ発生した時の「早めの避難」と「状況に応じた判断」が必要である。」と話されました。本日は雨天のため起震車体験は中止となりましたが、岡山南消防署・岡山市消防芳田分団の指導により「消火訓練」「AED講習」「煙道体験」「担架づくり」の4つのグループに分かれ、それぞれを貴重な体験をしました。お昼は、非常食(アルファ米)にカレーをかけて全員で美味しくいただきました。つづいて、岡山理科大学総合情報学部生物地球システム学科・西村敬一教授の講演があり、「南海トラフ巨大地震に備えて」〜芳田学区防災キャンプへのエール〜と題して、わかりやすい防災講話をしていただきました。その後、避難生活のうえで絶対必要な「架設トイレ」づくりの講習を受けました。子どもたちも地域の方々も一生懸命に取り組み10箇のトイレが出来上がり、トイレは避難所である芳田小学校へ備えて、一連の体験は終了しました。参加者は防災訓練の必要性を十分感じてもらえたものと思います。
                                                        (報告:吉森)






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