管理人のベランダ風景
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『あさがお』の巻
7月18日土曜日は午前6時の気温が25度,湿度92%,天気は曇り(アメダス計測)です。今年も『あさがお』の手蒔きは止めまています。一昨年まで毎年ランダに設置して毎朝お花が咲くのを楽しみにしていましたが,ベランダの腐食がさらに進んでいる事からやむなしとなりました。岡山市公園協会の『朝顔市』が18日午前6時より行われました。この催しは昭和51年に整備ができた西川緑道公園であさがおを配布しようとしたことが始まりです,それから毎年行われ今年で33年目となります。7月の第3土曜日が『朝顔市』の開催日です。この日はあさがおの種植えから11週間程度経過する時期となり,ツルが伸びて花芽が付き開花する頃となります。早朝から西川緑道公園の水上テラスには多数のあさがおファンが集い賑わいました。一鉢1000円,自分で種から育てると,ここまで育つには3ヶ月の期間,水代,肥料,薬,植木鉢,行灯かご,土代,周辺環境整備用品費など結構費用がかかります。金銭計算をすれば1000円は安すぎると思います。今年は10分早く販売が始まり,集まったあさがお愛好者たちはお目当ての品種を買っている模様です。

§今回の土は花と野菜の土を使用している模様で,水分の散逸が遅く粘着質で熱がこもりやすいから,根の水分と温度管理が難しいかもしれません。植木鉢を一回り大きいものに交換すると同時に砂が多い土を加えればベストでしょう。しかし行燈かごも一回り大きくすることになるから設置場所がかさむため,それも悩むこととなります。

§ウェブ管理人の自宅前でとりあえず検疫,葉ダニ駆除の薬撒き(スミチオン),殺菌薬の塗布を行いしばらく放置してからベランダへ設置しました。土中の虫を弱らせるのにごく薄い中性洗剤を混入して水やりは延期。注意することは,風通し,照り返し,周辺の建物の輻射放熱を遮断,夜間の明るさを遮光するシート設置,噴霧器散布による水やりをとなります。花の色は,紫と紅/白です。今年も小さな花芽が多いにもかかわらず咲いていないのは葉ダニが発生しているのでしょう,駆除すればすぐに咲くでしょう。これからお盆すぎまで1ヶ月間,毎日開花を楽しむことができます。

§観音竹も元気に夏を過ごしています。昨年の夏の猛暑で弱り,根が腐食しているので5月に根魂をそのままにして植木鉢を一回り大きなものへ取替えましたら,元気を取り戻しているようです。葉先の黄色変色は無く,濃い緑色に育っています。

>つづく

「朝顔市」の二鉢
平成21年7月18日


[ 西川緑道公園 水上テラス 午前5時40分ごろ ]


[ 持ち帰り検疫作業 ダニ駆除 殺菌塗布 ]


[ 黒い土 根の張り方が弱い 花芽が小さく腐食も見られる ]


[[ 2009/7/18(カメラ:RICOH GR DIGITAL) ]]
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