百枝月岡にあえうこの古墳は、吉井川下流域では唯一の準巨石墳で直径約25メートル、高さ約6メートルの円墳である。内部は遺体を安置する玄室とそれに通じる羨道からなる横穴式石室である。岡山平野に残る古墳では屈指の大きさ。
玄室内には龍山石と推定される凝灰岩の家形石棺の本体の部分が残っている。古墳時代後期(6世紀後半)岡山市の東部旧上道郡をおさめていた上道氏の一族の墳墓であると推定される。平成2年4月1日市史跡指定ー史跡のまち上道より

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