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ニューストピックス(2016年10月16日)

百間川の清掃活動

薄曇りの10月16日(日)午前、恒例となった富山学区に隣接する百間川右岸河川敷の清掃活動が行われました。

挨拶をする實村代表 富山の自然を楽しむ会・富山学区地域協働協議会・富山公民館共催で富山の自然を楽しむ会の「百間川をきれいにしよう」の呼びかけに、国土交通省百間川出張所と2協力企業から5名、富山中学校から校長先生・教頭先生と生徒ボランテイア6名、中学校PTA4名、富山小学校PTA3名、同児童(3年)1名、学区町内会4名、富山学区婦人会3名、富山地区民児協2名、愛育委員1名、エコクラブ1名、富山の自然を楽しむ会7名(公民館の1名を含む)の計39名が参加しました。

9時45分、富山中学校に集まった参加者に対し、自然を楽しむ会の實村代表の挨拶と、最近問題になっているマイクロプラスティック(MP)について理解要請のお話がありました。

その後、青江スタッフから作業指示があり中川橋から川下へ、堀替橋から川北へとそれぞれ分かれ、海吉橋南150m下方で計量するためにごみを集積しました。

土手の上でのゴミ回収河川敷でのゴミ回収

中学生ボランティア小学生参加者

毎回多くのごみが滞留する海吉橋下流では、やはりペットボトルや発泡スチロールが多くありましたがすべて回収しました。

ごみ回収量の計測結果
 (今回)(昨年度実績)
可燃ごみ(ペットボトルなどプラスティック類)55.5Kg91.0kg
不燃ごみ(ビン類2.6Kg  缶類4.3Kg)6.9kg15.3kg
合計62.4kg 106.3kg
粗大ごみ(自転車 1台)

今回は河川敷や堤防斜面のごみは回収量にみられるように減少していましたが、収集ごみの内容はプラスティック系がほとんどで、MP改善はこれから真剣に考えなければならないと思いました。

マイクロプラスティック(MP)

ポイ捨てされたペットボトルや風で飛ばされたレジ袋が海のごみとなり、紫外線や寒暖差で劣化し細かく砕かれた大きさが5mm以下で数ミクロンの目に見えないほどの小さな破片のこと。

これは海水中の有害物質を吸着し濃縮する性質がある。魚介類が餌であるプランクトンと間違えて食べて体内に蓄積される。今後、海水中のMP濃度が上がれば生態系に影響を与える恐れが指摘されています。世界中から海に流れるプラスティックの量は推計800万トンから最大1300万トンと言われます。(實村資料より)

(文・写真:吉田)

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