や ぶ こ う じ 科  の な か ま
2016年正月    作成 平松 
 
 万両、千両、百両、十両
やぶこうじ科
   双子葉植物合弁花類。多くは常緑性の低木。葉は普通互生し、全縁あるいは鋸歯である。花は多くは両性、液生または頂生の円錐花序または線状花序である。
 やぶこうじ  10両  やぶこうじ科の常緑小低木。樹陰下に生える。地下茎を伸ばして繁殖する。茎は1本で、ほとんど枝を出さない。葉は有枝で互生する。葉は長楕円形で質厚くつやがあり先はとがり、縁には細かい鋸歯がある。白色または淡紅色の花は7,8月に葉腋または茎の節間から咲く。果実は11月頃実り、赤色で美しい。
 からたちばな  100両  やぶこうじ科の常緑小低木。樹陰下に生える。葉は互生し、披針系で、濃緑いろで質厚く先はとがり、縁には低い波形の鋸歯がある。7月葉腋から花枝を散房状にだし、10個あまりの白または微紅色の花を下向きに開く。11月頃には実は赤く実り、4月ごろまでに落ちる。赤い実と白い実のものがある。
 まんりょう  万両  やぶこうじ科の常緑小低木。樹陰下に生える。葉は互生し、長楕円形で先はとがり、質厚で光沢があり縁には波状の鋸歯がある。7月枝に先に散房花序を出し、白い小型の花が咲く。11月頃赤く熟して垂れ下がり、4月頃まで木についている。赤い実のものと白い実のものがある。
 大判小判の仲間    
 せんりょう  千両  せんりょう科の常緑小低木。暖地の山林に生える。葉は対生し、長楕円形または卵状楕円形、薄い革質で表面に光沢があり、先は尖り、縁にはあらい鋸歯がある。6,7月頃淡黄色の小花をつけ、秋に赤色または黄色の実をつける。千両、万両、一両(アリドオシ)を縁起のよい木として暖地では庭に植える。
 アリドオシ  1両  アカネ科の常緑小低木。枝は横に広がり、小枝を多数分枝する。葉の付け根から葉とほぼ同じ長さの針が出る。葉には短い枝があり、対生する。葉は卵形をしている。5,6月ころ葉腋に1,2個の白い花が咲く。秋には赤く実る。
     
 万両  百両  十両
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竜ノ口
山にあ
るらしい


竜ノ口
山の四季

 千両  万両 白  百両 白  一両