平成27年度  第4回 竜之口サイエンスラボ
 電気のことどれくらい知っている
  開催日時:平成27年8月26日 9:30〜11:55
開催場所:東岡山工業高等学校
講   師:内藤/岡崎 


 今年は竜之口小学校が校舎増築工事中の為、東岡工の教室をかりて実験を行いました。今回は東岡工の夏休み体験教室との共催で3教室を使って行いました。電気科の先生と生徒が講師を引き受けてくださいました。@やさしい電気の話、A人力で電気を作ってみよう、B家電製品の中身を見てみよう、の三つのテーマに(1)4年生13人、(2)5年生11人、(3)6年生7人、と、31人の小学生が、3班に分かれてローテーションで各テーマ45分間の体験学習を行いました。


【テーマ1】やさしい電気の話
  このテーマには体験教材持ち込みでの中国電力(株)の力強いサポートがありました。
  電気が発電所から家庭に届くまでの説明や、次の電気を作る方法などの話がありました
    発電方法:   水力発電、火力発電、原子力発電、太陽光発電、風力発電  等々
教室風景   発電所から家庭まで
 風力発電実習機、
コイルと磁石を仕込んだ電池。
 磁石とコイルを用いた発電機の原理的模型。


皆んなでいろんな発電方法を体験してみました。 
 コイルの間を磁石を回転させて発電。  磁石とコイルを仕込んだ電池を振って発電。
 ガスコンロでお湯を沸かして
タービンを回して発電。
 団扇でファンをまわして発電。


 【テーマ2】人力で電気を作ってみよう
直流と交流の波形をシンクロスコープで見ました。 
空中を飛ぶ電気も見ました  電気モーターを回す力も見ました 


自転車をこいで発電機を回し、人力で電気を作ってみました。
電球をともしたり、風船を膨らましてみました。 
疲れることがわかりました。電気を作るにはエネルギーがいる! 


 【テーマ3】家電製品の中身を見てみよう
教室の中には、いろんな家電製品が置いてあります 
すでに分解されているのも置いてあります
先生の説明を聞きます 、分解する時は、サイズの合った工具を使いましょう。
プラズマ放電も見ました  分解していても配線が切れてないものは
電源を入れると作動きます。 
  ファンヒーターの部品の廃物利用で火花放電も見せてもらいました。空気中1cmの長さの火花放電を起すには、1万ボルトの電圧が必要です。真似をしないでください。



皆んなで家電製品を分解してみました。
学年により異なっていて、テレビやラジカセやプリンターを分解して、
どんなものが使われているか学習しました。 

バラバラに分解し、中身を見てみました。

ネジは、図面を書いた段ボールに
セロテープなどでとめています。

最後に、
部品リストと照らし合わせて、使われている電子部品が何か、調べてみました。