平成28年度  第2回サイエンスラボ
 高見先生のおもしろ科学実験
 平成28年8月2日  於 竜之口小学校
 指導 高見

   今回は、物の大きさを、平面図形や、立体図形で、実際に物を作って観察しました。
1.  用紙のJIS規格について
2.  三角錐から立方体へ変身
 1. 用紙のJIS規格について
  我々の身近にある本やノートやコピー用紙は、大きさがJIS(日本工業規格)で決められています。身近にあるコピー用紙はA4判です。A4判用紙を2枚合わせるとA3判になります。コピー用紙をセロテープで貼ってA0判までしてみました。似たくらいの大きさではB判のシリーズがあります。基本はA1判やB1判だそうです。

A2判
594mm X 420mm

           A3判            A4判
      A5判      A6判
     A6判

印刷物規格サイズ(mm)

   A判    B判
 A0 841 X 1189   B0 1030 X 1458 
 A1 594 X 841  B1  728 X 1030 
 A2 420 X 594  B2  515 X 728 
 A3 297 X 420  B3  364 X 515 
 A4 210 X 297  B4  257 X 364 
 A5 148 X 210  B5  182 x 257 
 A6 105 X 143  B6  128 X 182 
 A7 74 X 105  B7  91 X 128 
 A8 52 X 74  B8  64 X 91 
A9 37 X 52  B9  45 X 64 
 A10 26 X 37  B10  32 X 45 

   
 教室風景1  教室風景2
   
 A0判作成に向けて1  A0判作成に向けて2
   
 A0判作成に向けて3  完成したA0判

2. 三角錐を同じ表面積の立方体に変身
   辺の長さが3:2の長方形の厚紙を用い、対角線と対角線と同じ頂点から相手の辺の1/3の所に引いた直線二本で折り曲げてセロテープで対応する稜線を貼り付け三角形の4面体を作る。三角錐が出来上がる。
    この4面体を開き全体を正方形6個になる用船を記入する。片隅の正方形2個を切り出し、立方体になるようにセロテープで張り付け、最後には立方体に仕上げる。
   三角錐と同じ表面積の立方体が出来上がってびっくり。
   
 右の図の線に沿って折ると三角錐になる  開いて丸のついた正方形を切り取って
下の写真のように張り付ける。
   
 作業途中  三角錐と開いて加工したサイコロの
側面展開図になっている
   
 三角錐の側面の面積とサイコロの
側面の面積は同じである
三角錐と同じ表面積の
サイコロが出来上がった