平成26年度 出前講座 竜之口サイエンスラボ
 見える、見えない、ひかりの不思議
〜 こんなの見たことない! 紙コップで作る万華鏡 〜
 平成26年7月25日 芥子山小学校
 指導 中村、藤田
 光が波の性質を持っており、その波の1方向の振動のみを取り出す道具としての偏光板をも用いて、光の性質を考えてみよう。
偏光板は普通ヘラパタイトと呼ばれる物質の粉末を適当な方法で一定方向に配列させ接合剤上に固定し多結晶薄膜を作って使用する。光の吸収も少ない。 
まずは紙コップの底に穴を開け、偏光版を貼り付けたものを2つ作り、コップを重ねて回転さすと、どうなるか観察する。間にセロファン紙を挟み除いてみると、どうなるか等観察する。鏡を使わなくて万華鏡のように見える装置を作ることができました。
 偏光の方向が同じのときは明るく、直交するときは暗くなるのが観察できる。間にセロファン紙など挟むと色がついて見える。
   
 タイトル  教室風景1
   
 教室風景2  教室風景3
   
 偏光板をつけたコップ作り1  偏光板をつけたコップ作り2

 紙コップの底をのぞいて、明るくなったり、暗くなったりするのは、光をより分けてある決まった性質を持つものだけ集めたから変わった現象が見えたらしい。特別な性質だけを持つ光を作る道具が偏光版だとか。偏光板とは何。話を聞きました。
偏光板についてお話を聞きました 
   
 偏光1  偏光2
   
指導者や実験サポーターによるきめ細やかな指導 
 光とは何でしょう?  お話聞きました。
   
 光は電気の力や磁気の力を持った波  光の仲間には、電波やX線などがあることを聞きました。

   2枚の偏光板を重ねるところで偏光方向が直交するように重ねて外から眺めると壁があるように見えるようにして、テニスボールを筒の中に入れると壁と見えていたところをすっと通って落ちるので、見る子供たちはあれっと不思議に思う。
 ブラックウォールのある筒  左の写真の説明
   
 ブラックウォールのある観察箱作り