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アユモドキは、どじょうの仲間ですがその姿がアユに似ていることから、この名前がつけられました。
正式な学名はLeptobotia curta(レプトポティア・クルタ)と云い、コイ目ドジョウ科ボティア亜科に属する淡水魚です。

江戸末期の弘化3年(1846)、シーボルトによってアユモドキが世界の動物学会に紹介されて140年が経過しました。
このわずか140年の期間こそが、彼等の生息環境を著しく狭める結果をもたらしました。今アユモドキは、絶滅の危機に接していると云っても言いすぎではありません。
アユモドキの生息環境を狭める要因には、河川改修や用水護岸の土木工事、水質汚染などいろいろな原因が考えられます。アユモドキの生息条件を整えることが、この魚を後世に伝えることにもつながり、他の淡水生物を含めて保護していくことにつながります

アユモドキは今から約15年前の1987年頃には、祇園用水水系だけではなく、笹ヶ瀬川水系や吉井川水系などにも生息していました。
ここ数年間、祇園用水水系上流部にのみ生息が確認されるに過ぎませんでした。
最近の調査によれば、砂川中流域(岡山市冨崎)や備前大用水の上・中流域(邑久郡長船町船山)などで新たに発見されました。
しかしその数は微々たるもので、祇園用水水系上流部が県下ではもっとも沢山すんでいるところです。

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