2005年(平成17年)3月5日土曜日
電子町内会コンテスト

中井町内会に岡山市連合町内会長賞

大森満寿子さんと大森美代子さんが入選
中井町内会に贈られた賞状
中井町内会に贈られた賞状

 岡山市連合町内会と岡山市電子町内会連絡協議会の主催する「電子町内会でイキイキ!コンテスト」の表彰式が5日、同市大供のほっとプラザ大供であり、エピソードコンテストの部で中井町内会に岡山市連合町内会長賞が贈られました。
 俳句・川柳コンテストの部では中井から応募した大森満寿子さんと大森美代子さんの作品が入選、それぞれに賞が贈られました。
 表彰式に続いて意見交換会が開かれ、「ウェブサイト管理一般について」と「電子町内会システム活用と会員拡大について」の二つの分科会では、熱心かつ活発なディスカッションが交わされました。2月に産声をあげた中井電子町内会にとっては、いずれも貴重なご意見ばかりで、今後の電子町内会の拡大推進と活性化に向けて大いに参考になりました。「電子町内会システム活用と会員拡大について」での意見の要旨は下段の別項へ。
 なおコンテスト受賞作品の展示は、3月9日(水)から3月11日(金)まで、岡山市市役所本庁舎1階の市民ホールにて行われます。皆さん、是非ともご高覧ください。(大森正司)

入選作品の展示
入選作品の展示
入選作品の展示
入選作品の展示
俳句・川柳で入選の大森満寿子さん
俳句・川柳で入選の大森満寿子さん
俳句・川柳で入選の大森美代子さん
俳句・川柳で入選の大森美代子さん
RSKのインタビューを受ける門脇正彦さん
RSKのインタビューを受ける門脇正彦さん
入賞者の記念写真
入賞者の顔ぶれ
実り多かった意見交換会
活発で実り多かった意見交換会
副賞の液晶プロジェクター
副賞の液晶プロジェクター
電子町内会システム活用と会員拡大について(要旨抜粋)
  • 会員募集はトップページに「申し込み」を貼っているが効果は殆どない。回覧板や機関紙でPRしたり、アンケート(パソコン・インターネット環境・加入意思などの有無、未加入理由)に基づきメールアドレスを持っている人には半ば強制的にIDとPWを発行した。
  • 30年来発行している町内会新聞をネット配信したい動機で電子町内会を始めた。新聞をいち早くカラーで読めるなど加入メリットを訴えた。町内会長自ら月に一人は会員を増やすノルマを課した。目新しいニュースを即刻入れる。PC講習会が効果的。現在、会員ページの掲示板に写真が1枚しか載らないのは不便。
  • 近隣の大きな町内会で人材にも恵まれているにもかかわらず電町を立ち上げられない。理由は一点「(電町やって)何のメリットがあるのか?」
  • 月3回講習会を開くが加入には結びつかない。
  • 講習会場を小学校でやり、その際児童に参加してもらうことで会員獲得に結びついている。子どものためなら親もその気になる。
  • エリア内に企業が多いので町内サイトに行事予定や会合案内を掲載。
  • 町内会の各種団体役員にはメールで配信する。ネットワークを充実させて、瞬時にメール配信できる体制作りが急務。
  • 電町の目的・狙いは何か?(行政からの)トップダウンや事務の合理化か?弱小単位町内では機材一つとっても資金面で困難が伴う。市はもっとバックアップして欲しい。連合町内方式でやるしかない。
  • 内向けと外向けのさびわけに苦慮している。出来るだけ外向けにアップしているが、これに偏ると加入者が減る。
  • 会員になると町内の役が回ってくる」と誤解している人がいて阻害要因になっている。
  • エリア内の企業のHPをリンクする。学区の催しに企業の参加を求める。企業と連携し“地産地消”の精神で。
  • 企業紹介の範囲は?掲載規定はあるのか。
  • 運営費については、町内会費とは別に一世帯電町会費として年間50円(20万円)の所もあれば、町内会会計の中でやっている所、PCと周辺機器・NET環境費その他一切自前の所まで様々。町内活動は町内費でやるべき。担当者が代わったらどうする。
  • 若い人が入ってこない理由の一つに「個人情報が漏れる」と危惧する人がいる。
  • 電町を推進するならまず組織作りを。連合町内会や電町連絡協議会がしっかりとし、ルールや運営Q&Aを用意して。市からのバックアップもよろしく。