岡山大学キャンパス内の古屋残照  
現工学部倉庫(旧陸軍歩兵十連隊、工兵十大隊の兵器庫建物)
 外観は、比較的に旧態を留めています。
現岡山大学資料展示室旧陸軍第33旅団司令部衛兵詰所)
岡山大学で残っている旧陸軍建物で最も
 旧態を留めている一棟です。
  現岡山大学本部前に残存しています。
  現在は岡山大学資料展示室として利用さ
 れています。
  外観は往時の姿を留めています。
  二個旅団は一個師団を形成していました。
  姫路の師団に属していました。
  隅瓦も当時のままです。
   この文様は、州浜紋に似た隅瓦となって
 います。
現岡山大学事務局(旧陸軍第33旅団司令部建物)
旅団は2個連隊で構成されています。
 この司令部建物では、車寄せのある玄関を
 中心として、左右に長大な建物が建築され
 ていました。
  「コ」の字型の特徴ある建物でした。
  15年1月には「調査対象遺跡」として解体
 を免れ、玄関部分を中心にした延600㎡が
 南西に縮小移転されました。
  現在、岡山大学事務局として使用されて
 います。
  1階は地域連携推進機構(リエゾン・オフィ
 ス) として活用されています。
  いにしえを偲ばせるものはペンキ塗りの板
 壁、屋根の隅瓦くらいでしょうか。
  旅団司令部の数少ない遺跡です。
現岡山大学法文学部 埋蔵遺物倉庫(旧陸軍中部第52部隊浴場)
旧陸軍建物で現在最もよく活用されている遺構でしょう。
旧陸軍大型武器保管施設
岡山大学馬術部厩舎南に高いコンクリート製の
塀があります。
旧陸軍第10連隊の武器庫のうち
大型新式兵器を保管した場所です。
外部よりは内部を窺うことができないよう高い塀をめぐらせています。
厩舎建物とともに往時の様子を偲ぶことのできる遺構です。
遠くからラッパの音でも聞こえてきそうな雰囲気があります。