【往来神社】 2010年

	宍甘は朝８時に神社に集まりお祓いを受け、お神輿を担いで１８０段の石段を下ろします。宿の井尻から矢津へとトラックに積んで出掛けます。１０時過ぎに宍甘へ戻って来て、宍甘のお旅所を順番にお神輿を担いで練り歩きます。 お旅所では飲み物やオードブルなど色々と振舞われます。 最初は宍甘西、中、東谷までは神輿を担ぎますが、新町・辺利・水内などはトラックで移動します。３時過ぎに帰って来て担ぎ手には冷やしうどんが振舞われます。 みんな疲れ切っていますが、１８０段の石段を最後の力を振り絞って、引っ張ったり押したりしながらお神輿のお山入りをします。 子ども神輿もあり子ども会が担ぎますが、重たいので大人たちも応援します。子ども神輿は宍甘町内会だけ回ります。 全て終了後は公会堂で慰労会が行われます。秋祭りは町内総出の最大イベントです。盛り上がりもありコミュニケーションの場でもあります。いつまでも続いて欲しいと思いますが、高齢化に伴いなかなか大変なようです。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　取材　當