「沼尻鉱山と軽便鉄道を語り継ぐ会」との交流    
   福島県庁、猪苗代町を表敬訪問    
    -三蟠軽便鉄道開通100周年記念事業-    
  期間   平成27年 2月16日から2月18日三日間    
   三蟠鉄道研究会    
 私たち三蟠鉄道研究会のメンバー五人は、この日「沼尻鉱山と軽便鉄道を語り継ぐ会」と交流するために、福島県を訪れました。偶然にも現在の岡山県副知事が、福島県飯舘村の出身というのも、なにかしら古い「えにし」を感じます。
 三蟠軽便鉄道は昭和6年6月28日廃線認可を受けましたが、使われていた蒸気機関車の一両(同社社番13番でドイツ、アーサーコッペル社製のC型機関車)が、福島県の沼尻軽便鉄道に引き取られたという、ご縁があり、三蟠軽便鉄道100周年の節目に表敬訪問したものです。沼尻軽便鉄道も廃業して現在この機関車は存在しませんが、きちんと記録に残されています。
 三蟠鉄道から移設されたC型コッペルは沼尻軽便鉄道でC911型同社社番11号となり、当時としては高性能で、沿線住民にとてもかわいがられたそうです。沼尻軽便鉄道は、後に有名な「高原列車は行く」という大ヒット曲を生み出した舞台となりました。
この鉄道は沼尻鉱山から、硫黄の鉱石積出しが大きな任務であって、鉱石は岡山の犬の島(犬島諸島の一つ)に移送され、岡山県で精錬されていました。コッペル機関車が福島県に縁組されたのも、犬島や硫黄のご縁だったのです。
 初日 ・・・福島県庁を訪問  
  岡山県文化振興課から紹介してもらった福島県文化振興課を表敬訪問の後、観光課に立ち寄り、福島市内の観光スポットを紹介してもらいました。
 
☆福島駅前には、「高原列車は行く」を作曲した古関裕而の像 がありました。 曲も流れていました。   ☆飯坂温泉まで足を伸ばしたところ、ここは日本最初のラジウム温泉発見の地だそうだ。 
     
町長室を訪問し、町長、副町長の出迎えに感激しました。    商工観光課が 懇談会会場を用意してくれました。
   
二日目・・・猪苗代町庁舎を表敬訪問 、町長室にて  
   
     
向かって右から 
 1 猪苗代町町長  前後 
沼尻鉱山と軽便鉄道を語り継ぐ会会長  出口陽子
同事務局長  安部なか 
 4 三蟠鉄道研究会会員  篠塚 
 5 三蟠鉄道研究会会員  内田育子 
 6 猪苗代町副町長  大河原久夫
 7 三蟠鉄道研究会代表 内田武宏
 8 三蟠鉄道研究会会員  金谷啓紀
 9 三蟠鉄道研究会会員 池田琴柱 
     
       
交流会では、とても広い立派な部屋を用意してくれており感激しました。   役場の北には会津磐梯山がそびえています。この時期スキー客も賑わっているそうです。
     
       
       
沼尻鉄道の機関車は、ここに保存されているが、冬場は青いシートで包まれていました。   そば処「駅舎亭」前での集合写真、中央に座っておれるのが出口陽子会長 
     
     
  沼尻軽便鉄道では始発の川桁駅から、終点沼尻駅までの路線が模型で展示されていました。
   
       
野口記念館付近のお店でお茶を飲みながら、談笑 しました。゜   会津若松の敦賀城まで案内していただきました。 
 
向かって右から二人目、
   
猪苗代湖には、ちょうど渡り鳥の白鳥と鴨が乱舞していました。     
   
 
 
      三蟠鉄道研究会 
    平井学区連合町内会