三蟠鉄道の蒸気機関車を実物大にパネル復元  
   山陽学園大学生と鉄道研究会が力合わせ  
    2012(平成24)年9月〜11月   
三蟠軽便鉄道 
   
    大正から昭和の初期まで平井地区を駆け抜けた三蟠軽便鉄道(三蟠駅国清寺駅間、約7.2km)の蒸気機関車を、山陽学園大学(中区平井一丁目)の学園祭実行委員会と地元平井の同鉄道研究会が力を合わせ、パネルで実物大に復元しました。 
    復元されたのはドイツ・コッペル社製の蒸気機関車の側面部(長さ5.3m、高さ2.9m) 。9月27、28日に開かれた同大学の学園祭に向けて作業スタート。研究会のメンバーが描いた設計図(側面製図)をもとに学生と研究会の会員が色紙をちぎり絵を描くように貼り付けていきました。
       
設計図をチェック    ちぎり絵を貼り付けていく 
       
真剣に作業の打合せ  貼り付け用の紙片に電車や機関車を描く 
       

    9月28日(日)の学園祭では実行委の学生や研究会メンバーがパネルを持ってキャンパス内を「ガッタン、ゴットン」と走らせ、訪れた人々の関心を集めました。 
学園祭に向けスタンバイした復元機関車    学園祭当日に披露されたパネル機関車 
         
パネル機関車の裏舞台    一日駅長さんも登場 
         

    また、11月3日(土、文化の日)には、平井小学校で開催された平井学区連合町内会主催の「平井まつり」の会場に展示。鉄道ファンの小学生や若い女性たちが集まり、「意外に大きいね」などと興味深そえうに眺める場面もありました。
 平井まつりで機関車にちぎり絵を貼る女子児童   興味深そうに見る女性連れ 
         
   平井学区へ