すずらん交流会が「平井歴史ウオーク」
地図片手に三蟠軽便鉄道跡を探訪
2011(平成23)年10月18日(火)
三蟠軽便鉄道
「マップを持って平井歴史のまち歩き」−と銘打って10月18日(火)、平井すずらん交流会が学区内に残る三蟠軽便の跡地などを巡る「歴史ウオーク」を開催。山陽学園大学の澁谷俊彦教授を講師に元町から上平井にかけての鉄道ルート跡を訪ねて歩きました。
交流会のメンバーや鉄道好きの人など学区内外から約50人が参加。東山公民館で三蟠鉄道の歴史などを勉強した後、現地へ向かいました。
澁谷教授の講義で勉強 熱心に話を聞く参加者

平井元町の「湊駅」があった近辺では産業道路(県道岡山−玉野線)沿いに残る軌道敷きの一部や用水に架かる鉄橋跡などを見学。上平井では「上平井駅」や田んぼの中にいまも残る軌道敷き跡などを確認しました。

産業道路沿いの軌道敷き跡で湊駅の説明を聞く参加者=倉安川交差点南 用水に架かる鉄橋の橋台跡を見学=メガネの三城平井店の南
三蟠鉄道をイメージしながら説明に耳を傾ける参加者 上平井駅があった辺り。手前の草地が軌道敷き跡

秋晴れの下、参加者たちは「平井を鉄道が走っていたとは聞いていたが、まさかこんなところに痕跡があったとは」と驚きながら、ウオークを楽しんでいました。
三蟠鉄道は三蟠から国清寺まで総延長7キロ余。1915(大正4)年から31(昭和6)年まで運行され、平井学区には「下平井」「上平井」「湊」の3駅がありました。
上平井駅(右)があった付近で ウオークの途中も会話が弾む

TOPに戻る