寒 行 の 列
=1988(昭和63)年1月21日撮影=
上半身すっぽり白装束に身を包んだ男女が、うちわ太鼓を打ち鳴らし、一列になって平井地区の路地を巡っています。
平井・妙広寺の信徒たちによる冬の恒例行事だった「寒行」の一場面です。難民救済などを訴えてごく最近まで続いたこの光景も、いまはもうありません。
「ドン、ドンドン ドン、ドンドン…」。画面の奥から、あのにぎやかな太鼓の音が聞こえてくるようですね。
 (写真は山陽新聞提供)
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