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◆発行:独立行政法人国民生活センター◆ __________ 補聴器の購入は慎重に! __________ <事例1> 補聴器の店で、耳かけ型の補聴器を借りて試用した。後日、再度店舗に行くと、突然耳あな型の補聴器を勧められ、約50万円で購入したが、食事の際、かむ音が我慢できないほどうるさい。補聴器を交換したい。(70歳代 女性) <事例2> 眼鏡店で受けた聴力測定結果から「早めに補聴器をつけないと認知症になりやすい」と言われ、約40万円でその場で購入した。しかし後日、専門医に測定してもらうと、補聴器は必要ないと言われた。(60歳代 女性) ========== <ひとこと助言> ★補聴器を購入する前には、自分の「聞こえ」の状態や補聴器が必要か等について、まずは専門医の診断を受けましょう。 ★補聴器は、購入前・購入後の聞こえの調整や、定期的な清掃などのアフターケアが重要であるため、専門性があり、メンテナンス体制の整った販売店で購入することが大切です。 ★「聞こえ」が十分でない高齢者は、販売員とのコミュニケーションが難しい場合があります。購入時には、家族など周りの人にサポートを求めましょう。 ★通信販売を利用する際は、購入後のお試し期間の有無、返品条件などを確認し、慎重に判断しましょう。 ★困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。 イラスト入りリーフレット(PDF形式)はこちらのURLからご覧いただけます。 http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mglist.html ※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。 __________ 本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。 <詳細> 補聴器トラブルを防ぎましょう!−買ったが合わず返品もできない、医師に不要と言われた…− http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20210225_1.html ●全国の消費生活センター等の相談窓口 http://www.kokusen.go.jp/map/index.html |