見守り新鮮情報 第388号 2021年3月9日
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◇発行:独立行政法人国民生活センター◇
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   偽警告表示 プリペイド型電子マネーで支払わせる手口に注意
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突然、警告がパソコン画面いっぱいに表示された。慌てて表示された連絡先に 電話すると「パソコンが汚染されており、緊急を要する。電話を切らずにプリ ペイド型電子マネーで2万円を支払え」と指示された。すぐにコンビニで2万円 分購入し、番号を伝えたが「番号が間違っている。再度2万円分購入してきて」 と言われ、再度購入し番号を伝えた。翌日「さらに2万円支払えば4万円返金す る」と意味の分からないことを言われた。(60歳代 女性)
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<ひとこと助言>
☆プリペイド型電子マネー(以下「電子マネー」という。)での支払いを指示 する詐欺的な手口として「パソコンやスマートフォンに突然偽の警告画面を 表示して慌てさせ連絡させる」というものが出てきています。

☆カード番号だけで利用できる電子マネーは、番号を一度相手に伝えてしまう とお金を取り戻すことは非常に困難です。絶対に番号を伝えてはいけません。

☆セキュリティ対策には、あらかじめ信頼できるセキュリティソフトをインス トールしておく等の対応を行い、見慣れない警告画面の指示に従ってはいけ ません。

☆対処に困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等(消費者ホッ トライン188)や、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の情報セキュリ ティ安心相談窓口に相談したり、IPAのホームページを参考にしたりしましょ う。

独立行政法人情報処理推進機構(IPA) 情報セキュリティ安心相談窓口
 電話:03-5978-7509
 受付時間:10:00〜12:00 13:30〜17:00 土曜日曜祝日・年末年始は除く
 メールアドレス:anshin@ipa.go.jp

イラスト入りリーフレット(PDF形式)はこちらのURLからご覧いただけます。
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mglist.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行 しています。

<参考>
偽のセキュリティ警告によって有償の「ソフトウエア購入」や「サポート契約」 をしてしまう相談が増加中〜インターネット利用中に表示される偽の警告画面 にだまされないで!〜(独立行政法人情報処理推進機構)
https://www.ipa.go.jp/security/anshin/mgdayori20180718.html


●全国の消費生活センター等の相談窓口

http://www.kokusen.go.jp/map/index.html
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