見守り新鮮情報 第382号 2020年12月16日
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◇発行:独立行政法人国民生活センター◇
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          死亡事故も! 餅による窒息に注意
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<事例1>
食事中に5センチ大の餅がのどに詰まり、突然うなり声をあげて倒れた。救急車 で運ばれ、病院で処置してもらったが、死亡した。(80歳代 男性)
<事例2>
食事中に餅をのどに詰まらせ意識を失ったため、夫が救急車を呼んだ。病院で 治療を受けたが、翌日死亡した。(70歳代 女性)
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<ひとこと助言>
☆餅による窒息事故が毎年起きています。特に高齢者は、かむ力や飲み込む力 が弱くなり、窒息事故のリスクが高まるため、一層の注意が必要です。

☆餅は、あらかじめ食べやすい大きさに、小さく切っておきましょう。

☆餅を食べる前にお茶や汁物を飲んで、のどを潤しておくとよいでしょう。ゆっ くりよくかんで、唾液とよく混ぜ合わせて食べることが大切です。

☆高齢者と一緒に食事をする際は、よく注意を払いましょう。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)はこちらのURLからご覧いただけます。
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mglist.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、医療機関ネットワーク事業に参画している医療機関に寄せられた情 報をもとに編集・発行しています。

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http://www.kokusen.go.jp/map/index.html
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