見守り新鮮情報 第293号 平成29年10月31日
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◇発行:独立行政法人国民生活センター◇
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     高齢者の生活動線を点検して転倒事故を防ぎましょう
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<事例1>
トイレに行こうと歩いていて廊下の段差で転倒した。鼻を骨折していた上、く も膜下出血と診断され入院となった。(80歳代 男性)
<事例2>
パンを食べようとキッチンへ行ったところ、トースターのコードに引っかかっ て転倒。キッチンで額を打ち出血したため、病院に搬送された。(80歳代 男 性)

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<ひとこと助言>
☆家庭内で転倒し骨折するなど、高齢者の日常生活における転倒事故が報告さ れています。

☆高齢者は加齢等による身体機能の低下により、自宅のような慣れ親しんだ場 所でも事故に遭うリスクがあります。高齢者の心身の変化に合わせて、家族 などが家庭内の環境を再確認しましょう。

☆段差や電源コード、暗い場所など転倒の原因となりそうなものを減らしたり、 家電製品の配置に気をつけたりするなど、高齢者の生活動線を点検すること が大切です。

☆定期的に電話をかけたり訪問したりするなど、家族や周囲の人が高齢者とコ ミュニケーションを取り、様子を見守りましょう。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)はこちらのURLからご覧いただけます。
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mglist.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、消費者庁の公表情報をもとに編集・発行しています。

<詳細>
ご家族など身近な方で高齢者の事故を防止しましょう!−事故防止のために 高齢者の身の回りを見直してみましょう−[PDF形式](消費者庁)
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/pdf/safety_caution_170913_0001.pdf

<参考>
「高齢者の家庭内事故防止見守りガイド」を作成!一人及び二人暮らしの高齢 者の見守りについて調査しました(東京都)
http://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/hiyarihat/senior_mimamori.html


●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html
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