スイゲンゼニタナゴの保護については、地元の要望を岡山市環境調整課と協議中です。 岡山市議会質問より 水路や河川の改修につい 水路や河川改修について、××氏は「三方コンクリート化工事によって、小動物がたくさんいた昔の川とは違ってきている。石積み工法の採用は進んでいるのか」と質問。 萩原誠司市長は「農業の基盤となる水を守るという観点や、石積み工法は2〜3倍のコストがかかり、維持管理が大変ということから、三方コンクリートエ法が主流になっている。(アユモドキが生息する)祇園用水では6年から現在までに約850mの(石積み工法による)整備を行っており、コストや環境保全の必要性などを考慮し、地元の理解が得られれば、農業用水の機能を重視して自然環境に配慮した工法をとりたい」と答えた。 町内会からの提言 自然保護団体の人々は魚のことだけについて考えているが、毎日田圃で暮らしている農民は、水利権や清掃管理など旧態然の中で過酷な労働を強いられています。 兼業農家の増加と農業者の高齢化が進み共同作業の出夫もままならない人が多くなり、用水路の維持管理が出来ない状況になりつつある。 用水は早急に改良し、絶滅生物の保存は環境庁などの予算で別途完全な設備を作るべきでです、改良区の限られた水路予算でタナゴも行うのは間違っています。 一番問題になるのは、農家が拠出したお金を、土砂で埋まり役に立っていないタナゴ保護の魚礁設置に流用しいてることです、これは返還してもらえると思います。 保護を唱えている人たちは、炎天下の川掃除や魚礁のドロさらえに来るべきです。 (平成15年の春からは多くのボランティアの方が来ております) 現在の水路は農業用用水路であり生活排水路でもあります。 この町内の下水道が設置されるのは、今後50年しても無理でしょう。 このままではいくら漁礁を作っても、次第に汚染するこの水路では保護の限界があります。 最近、足守川上流の山間部には官民のごみ投棄場が増えているようで、わが町内の汚染は急速に進む恐れがあります。 本気で保護を進めるのであれば、矢喰神社に向けて新しい水路を一本つくり、そこにきれいな血吸川の伏流水を引くことです。 このようにすれば、タナゴの保護と、水辺公園として市民の憩いの場にもなるでしょう。 福崎は岡山市の最西端で市境になります。中心部優先の開発に偏らず、僻地のにも手を差し伸べていただきたいものです。 |